ネッカたまごとは

ネッカたまごとは、ネッカリッチの学術研究による科学的な根拠(プレバイオティクス)に基づき、ネッカリッチ(天然強化飼料)を与えて鶏の免疫力を向上させ産まれた卵のことです。
健康な鶏から生まれる卵だからこそ、栄養バランスが良く、安心して美味しく召し上がっていただけます。

本物の美味しさ

ネッカリッチとは

ネッカリッチとはバイオマス技術による樹木皮の成分から抽出・精製した多くの有機活性酵素群が加わり、森林の健康エキスを補給した天然強化飼料です。

近年、動物に欠けてきている自然の恵みを取り戻すための森林サプリメントです。

ネッカたまごの特徴

日持ち効果

卵質(ハウユニット)試験

下記グラフのとおりネッカたまごは日持ちがよくなります。

卵質試験

坂井田 節  氏著:「高品質卵の生産技術と流通(2)」木香書房、東京、1999

栄養

ビタミン含有量の違い

下記の通りネッカリッチによって栄養の吸収が良くなります。

ビタミンA
(IU)
総カロチン
(mcg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンB12
(mcg)
対照区 1,730 30 2 3.5
ネッカたまご 2,130 40 3 4.0
比率(%) 123 133 150 114

卵黄100g中の含有量(分析元:日本食品分析センター)
岐阜教育大学  坂井田 節  氏著:「ネッカリッチによるネッカリッチによる商品の差別化」p.11

加工した際の違い

シフォンケーキの出来上がりの違い

ネッカ卵を使用した場合、普通卵を使用した場合に比べケーキの仕上がりに違いが見られる。
特にケーキ内部の様子に違いが見られ、ネッカ卵を使用したほうがスポンジに腰があり、かつやわらかい。また、スポンジの気泡も均一で空洞ができない。

比較写真

資料1:シフォンケーキの出来上がりの違い

乳化性の試験:目的

ネッカ卵と普通卵の卵質の違い(卵白の乳化性)を確認するために簡単な試験を行なった。また、この結果を踏まえて卵白タンパク中の乳化性を示すリゾチームの含有量を調べた。

乳化性の試験:方法

ネッカ卵と普通卵を用意し、それぞれの卵白と水との親和性をみるために以下のような簡単な試験を行なった。シフォンケーキは基本的に白身だけを用いることから、各卵の白身だけを取りだし、体積比で卵白2に対し水(食紅添加)1となるように加え1分間撹拌して、懸濁の様子を調べた。また、水との混和状態を分かりやすくするために、マーカーとして水に食紅を添加した。撹拌後の溶液中のリゾチーム含有量を日本食品分析センターで分析した。

乳化性の試験:結果

ネッカ卵のほうが卵白と水が均一に混ざりあい、撹拌1時間放置後も懸濁したままであり乳化性(乳化安定性)に優れていることが分かった。一方普通卵の場合は1時間後にはだんだんと透明になり乳化性が低いことが分かった。

卵の種類 リゾチーム含有量(mg/100g)
普通卵 110
ネッカたまご 130

表1:攪拌溶液中のリゾチーム含有量
比濁法による分析(分析元:日本食品分析センター)

撹拌直後
撹拌直後
撹拌後1時間
撹拌後1時間

乳化性の試験:考察

資料1に示しているようにネッカ卵を使用したシフォンケーキは、出来上がりにかなりの違いがあることから今回のような簡易試験を行なった。

その結果、卵白と水を混合した場合、1時間後にはネッカ卵の溶液は白濁したままであるが、普通卵の溶液は透き通ってきていることから、ネッカ卵は普通卵と比べて時間が経過しても卵白成分と水が分離しにくいことが判断できる。この現象の要因として、以下のようなことが考えられる。

まず、卵の基本的知識として、卵黄のレシチンおよび卵白のリゾチームは乳化剤と同じような働きをすることが知られており、マヨネーズ、ドレッシングを作るとき卵と油が混ざり合うのはこの乳化性によるものである。

ネッカ卵は水と卵白成分が均一な混合溶液になり、普通卵は水と卵白成分の層が分離しやすく不均一になるということは、ネッカ卵のほうが乳化性に優れていることになる。これは卵白のリゾチームが水中に溶け込む量に違いがあると考えられ、実際に撹拌後の溶液中のリゾチーム含有量を調べた。その結果、表1のように数値的にもネッカたまごのほうが多いという結果が得られた。

ネッカ卵のように乳化性に優れているということは水と卵白成分が混ざり合い、その安定性に優れていることになる。このことは、起泡性(細かく均一な気泡を作る性質)にも影響し、資料1のようにケーキなどに利用すると水分を多く含み、フワフワと柔らかく、かさのあるものに仕上がる。

よって、ケーキやバンなどの加工品にネッカ卵を使用した場合、新たに食品添加物として乳化剤などを加えることなく、自然の素材だけでおいしくてやわらかい良質なものができ、安心して食べられる本物の食品を提供できるものと考えられる。

美味しさ

味覚センサーで見る“美味しさ”

下記の結果から、ネッカたまごの美味しさは科学的にも証明されていると言えます。

コク 18.2% 増加
雑味 11.4% 減少
旨味 15.2% 増加
後引くコク 40.6% 増加
甘味 12.2% 増加
濃厚感 16.8% 増加

一般的な白卵平均値と比較(検査機関:株式会社味香り戦略研究所
インテリジェントセンサーテクノロジー社製味認識装置SA402Bにて測定し、味香り戦略研究所が保有する「味データベース」より算出。

味覚センサー(味認識装置SA402B)とは

九州大学が開発、㈱インテリジェントセンサーテクノロジーが製品化した世界初の味覚を測定する味覚センサー。「おいしさ」の重要な構成要素となる基本5味覚(旨味・苦味・塩味・酸味・甘味)に渋味を加えた基本味を数値化し、客観的に表現することが可能です。

味数値は「1.0」目盛りの差が単一物質20%濃度相当に値します。卵の場合は10%濃度相当の違いがあれば、およそ人が味の違いを感じる目安となります。

たまごの品質管理について

山陰ネッカリッチでは、安全安心なたまごづくりのために、養鶏農家様からの依頼などにより卵質検査を行い、品質管理をサポートしています。

検査風景
検査風景